令和CTF開催ヒストリー

4月某日。SECCONのワーキンググループ会合のあとの懇親的な流れの中、せっかくのチャンスなんだから

平成最後の&令和最初のCTFっちゅーのやろうか?

という話が急激に盛り上がりました。確かに、次に年号変わるのって何十年後なのかわからないし、これだけはっきり変わる日がわかっているのなんて200年ぶり?こりゃ「乗るしかない、このビッグウェーブに」。
しかし開催ターゲット日まで2週間切ってるのですよ(笑)。それでもやろうやろうって盛り上がってしまうのがSECCONなんですけどね。

オンラインのCTFなのでまぁ、会場を確保することから始まるさまざまなロジスティックスは不要なんですが、それでもやることは多い。何回か告知して煽らないといけないし(笑)、各種サーバーも構築しなきゃならないし、もちろん問題を作らなきゃならない。開催形態はミニマムで2時間、4/30の23時(JST)から5/1の01時(JST)まで。2時間でうまいこと解ける問題のレベル、そして数はどのくらい?的なバランス感も重要(なんだけど、結局ここらへんって最後はエイヤー的に決めるしかなかったりもしますが)。

ともかく令和にちなんだ問題どうだろう?ってことで当初の懇親会で出ていた案などを作問者が次々と実装していき、オンラインでも夥しいやり取りをしながら作問を進めて行く。難しい、凝った問題ではなくとっかかりが見出しやすい問題というのをポリシーに、いつものアレなども織り交ぜつつ問題は揃っていきましたが、なかなか大変だったのが実は実業との折り合いだったりしました(当社比)。連休前にいろいろ駆け込みってのが多くて(当社事情)。

そんなこんなでいろいろ揃って開始しましたが、今回CTFdでやったんだけど慣れずに設定を弱いものにしてしまい、1時間弱くらいご迷惑をおかけしました(結果1時間延長)。手慣れたメンバーが急遽参戦してくれて回復し、問題供給を本格的に開始。そうなると途端に静かになるツイッター界隈が笑えましたが(笑)、結果は1位がUNIONAIRさん970点、2位が1gyさん802点、3位がxrekkusuさん802点となりました(同得点で順位が異なるのはその得点に到達したタイミングの差です)。

ちなみに得点は動的に計算される市場原理型にしていましたので、ちょっとわかりにくいのですが、1位のUNIONAIRさんで7問、2位の1gyさんで6問、3位のxrekkusuさんで5問解いてます。なお出題数は全9問、内訳はBinary3問(和暦の流れ、令和コード、零和アセンブリ)、Pwnable1問(和暦)、Misc3問(フラグの例は?、bREInWAck、零は?)、Forensic1問(新元号発表)、Web1問(reiwaVote)。見事にすべて元号あるいは令和絡みという、ネタになると最大限努力するSECCONらしさが出ていると思います。
300点スタート100点下限の動的スコアなので正解者数が少なければ得点が多い、ということになりますが、最も高得点だったのは「零和アセンブリ」で300点、次いで「令和コード」の292点、「和暦」の268点となっています。正解者ゼロの問題は無かったので、つまり「零和アセンブリ」は1名の方のみ正解ということになりますね。その他の問題は下限の100点まで到達していますので、やはり高得点問題の押さえ方と、総正解数のバランスが良かったプレイヤーが高得点、ということになっています。ちなみに、最も解かれた問題は練習問題の「フラグの例は?」を除くと「bREInWAck」で347名の方が正解しています。

最終的には858名の方にご解答いただきました。ベリーショートノーティスだったのにもかかわらず、多くの方にネタにお付き合いいただきありがとうございます。今後もSECCONではプレイヤーのみなさんに楽しんでいただけるイベントを開催しようと考えていますので、ご注目ください。

SECCON事務局長 園田道夫

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